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 博物学の欲望―リンネと時代精神 (講談社現代新書)
博物学の欲望―リンネと時代精神 (講談社現代新書)
 
¥ 612
発売日:1992-08
講談社
オススメ度:
 


 


■  近代科学の揺り籠の入門
 近代科学、特に生物学の揺り籠となった「博物学」の平易な解説書。「科学史」の本として読むべきかも知れない。
 ただ、日本では博物学が全く根付いていないかのごとき言説はどうかと思う。昭和大帝の生物学、「殿様鳥類学」など、皇族系、武家華族系を中心に優れた研究者、研究機関は既に存在している(博物学は直接の儲けにはつながり難いので、どうしても資産家の学問となりがちな面がある)。それらを統合の上、気軽に見学できる博物館の類が少ないと云う指摘は正鵠を射てはいるが、何か欧米に対する劣等感(それも、多分に先入観による物)を感じるのは気のせいか?

 
 
 
 
  
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