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| | | ムーミン谷の冬 (講談社文庫 や 16-5) |
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冬の澄み切った空気 |
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| 素敵で静かな、それでいて少し愉快な、とびきりの世界。降り積もった雪の中に埋まれたムーミン谷。古く先祖代々から冬眠するムーミン一家の中で、たった一人だけ目覚めてしまったムーミントロール。寒くて、薄暗くて、何だか不気味な初めて見る冬の世界。恐ろしくて、心細くて、不安な気持ちのムーミントロール。でもムーミン谷は、そんな子供のために素晴らしい体験を用意していました。美しいけれど、見たものを凍らせてしまう氷姫。雪で作った綺麗な馬。愚かだけれど、素晴らしい尻尾を持つリス。隅っこの好きなご先祖様。小さくて怖がりだけれど、優しい心の女の子。暖まりたくとも、自らの冷たい心で火を消してしまう可哀想なモラン。姿を見せない恥ずかしがり屋の小さな生き物たち。物知りのおしゃまさん。
静かなこの世界には何かがいて、何かがあるようです。この人たち、皆完璧ではありません。でも、何とも愛すべき存在なのです。作者であるヤンソンさんの涼しくて清らかな心で見る世界は、全てがキラキラしています。子供のお話と思って読まないでいると、本当に大変な損をしてしまうでしょう。貴方の心がモランのように冷たく凍ってしまった時、何とも言えず孤独が身に染みる時、ぜひ読んでみてください。孤独も悪くはありません。 |
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チビのミィのスケートは包丁 |
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| 包丁をスケートにしちゃうミィ
器用と言うか発想がミィらしい |
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もうひとつのムーミン谷 |
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| あらゆる人生があることを教えてくれました。
偶然、目覚めてしまったムーミンと一緒に、もう一つのムーミン谷を覗いてみませんか??
おしゃまさんはじめ、冬にしか出会えない、いろんな人生に出会えます。
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不思議な物語 |
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| 〜一体全体、どうやったらこんな物語を思いつくのやら。ヤンソンのムーミン・シリーズを読んでいると、そんな賛嘆・驚嘆の念が湧いてくる。「ムーミンは河馬だ」と考え違いをしている人、30年くらい前のアニメのムーミンの甘ったるい雰囲気で「大人が読む物じゃない」と思いこんでしまった人、是非とも講談社のこのシリーズを読んでいただきたいし、特にこの巻は〜〜お勧めである。家族みんなが冬眠しているのに、ぱっちり目が覚めて、どうしても眠れなくなったムーミン・トロール。心細い彼の住むムーミン屋敷に現れる登場人物(?)たちは、どこか変わっていて、ムーミン・トロールの孤独を和らげるどころではない。大ストーブの裏に住むご先祖、流しの下の住人、美しくも恐ろしい氷の女王、自分がオオカミだと信じる子犬〜〜などがA雪に埋もれたムーミン谷で繰り広げる、不思議な物語。〜 |
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