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| | | 虚数iの不思議―数の生い立ちから複素数まで (ブルーバックス) |
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いくら歴史といっても、脱線が多すぎる |
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| 逸話を好きな方もいるとおもうが、無駄な逸話までに脱線していってしまうことは避けてほしい。
副題から“数の生い立ちから複素数まで”とかくが、いくら数の発見に類似があるにしても、本題の不思議の内容(虚数)からかなり遠い、というか、単なる歴史で、全然不思議ではない。この歴史に対してかなりのページ分量(247ページ中の80ページぐらい)を割いているからしては、多すぎる。この内容は数学史に興味を持つような(思想的な)内容でもなく、逸話(関係のないものも含む)がおおく盛り込まれている。最初から不思議を味わおうとする読者に対しては不親切というより、失礼であろう。
数学にきっちり基礎を持つものというより、あいまいであまり分っていない方のほうが本書に適しているとおもう。著者も「はじめに」において、数学離れの世の中への数学に関心を呼び起こすためにかかれていたものと行間で言っているので、その面からいえば、逸話を交えてかれ、「専門的な」内容に進んでいくほうが良いかもしれない。
また、逸話に興味を持たない方、あるいは直ちに本題に入ろうとする方は、2章のおわりから読みはじめるとよいだろう。
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