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 古事記 (学研M文庫)
古事記 (学研M文庫)
 
¥ 546
発売日:2001-01
学習研究社
オススメ度:
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■  日本の古典を訳本ではじめて読みました。
 実家が宮崎にあるので『古事記』を選びましたが、よく理解できてよいかもしれません。

 『古事記』の歴史的評価はさておき、単純に物語として楽しめる一冊だと思いました。

■  古代人が残した「さらに古代史」の現代語訳
梅原猛氏による「古事記」の現代語訳です。本居宣長でも「分からない」とした処は、本邦初アイヌ語を参照して解決の意欲作。単純に小説として面白いし、自国の神話を知って於くにも好い。古代史として読むなら訳者による解説がシャープな手掛かりを与えてくれます。

■  劇的に、しかし格調高く。

様々な現代語訳を読んできましたが、ここが到達点かもしれないと思えます。
国語学系のものは原典の用語用法に忠実であるあまり(語注にこだわりすぎ)、理解を助けるに不親切で、結局は別の解釈本が必要となります。
国文学系のものは、物語性や文学性(和歌など)に重点を置くために、状況のディテールなどに緻密さが欠け、あらためて原典にあたらなければなりません。
歴史学系は、訳者の思想性が強すぎて、意訳に近くなっています(とくに左翼系)。
文学系は(小説家や詩人)、まあほとんど創作ですね。
──ということで、本書はこれまでの欠陥を補っているとともに、解釈の集大成ともなっています。他の訳書に寄り道せずに(時間の無駄ですから)、最初から本書を手に取ることをお薦めします。

■  おかげさまで、やっと古事記が読めました
子供の頃、絵本で「天の岩戸」、「ヤマタノオロチ」、「因幡の白兎」
などを読んで以来、何度も岩波文庫の古事記を読もうと挑戦し、その
たびに日本人でありながら日本語が理解できないというトラウマとジ
レンマに陥り、そのたびに疲れて断念しておりました。
今回、梅原猛先生の訳でやっと読むことができました。
これを契機に、他の訳や日本書紀なども読んでみたいと思います。
文庫ででているのが、尚、嬉しかったです。


 
 
 
 
  
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