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| | | 詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫) |
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普通の人にはちょっと読みにくいかも。 |
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| 内容は濃いと思うが、スイスイ読めるという感じではない。
知識をより深めたいという方にはお勧めといった感じ。 |
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一作戦で数10万!人命の軽さに驚愕 |
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| 文庫本ながら約700ページの大著だが、「人類史上最悪の災厄」と称される第2次世界大戦、中でも最大の独ソ戦の全容を簡潔にまとめている。あのスターリングラード攻防戦も一幕にすぎない。パウル・カレルの著作を始めとする独ソ戦記は個々人、特にドイツ側の英雄的・悲劇的エピソードが魅力だが、ここでは細部の描写を一切排して、数十万の人命が一回の作戦で消費される巨大な戦争の進行を淡々と描いていく。感情抜きの叙述に異様な迫力がある。
またこの大事件から半世紀後の視点で、各章ごとに総括しているが、それが実に鋭い。曰く「ドイツ軍は鋭利な剣で斬り込んだが、赤軍は棍棒で対抗した。膨大な人命を注ぎ込んだ結果、剣は鈍磨してしまった」、「1941年は大粛清により赤軍が最も弱体化していた瞬間で、その前でも後でもあれほどの打撃を与えることはできなかった」、「情を一切排除したスターリン、ジューコフらの鉄の神経が、呆れるほどの人命の消費で世界最強を誇ったドイツ軍を食い止めて、最後には壊滅させた」など。
特に「戦争の終盤、スターリンの西側に対する猜疑心が防波堤の衛星諸国群とヨーロッパを東西に分断する冷戦構造を作り、国力を超えた軍事費の膨張がソ連邦自体を崩壊に追い込んだ」という主張は、ヨーロッパ史をよく知る人には常識だろうが納得させられた。戦後と現在のヨーロッパは、ヒトラーの野望とスターリンの猜疑心による必然的な結果、というわけだ。
近年開示された旧ソ連サイドの資料を活用し、当時の赤軍の内情などを詳細に描いているが、視点が偏っているとも思えない。WHEN TITANS CLASHED「巨人たちが激突した時」が原題だが、まことに適切なタイトル。いわゆる戦記ものとは異なり面白く読める類ではないが、巨大な情熱の衝突、歴史そのものに圧倒される。
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良くも悪くもソ連視点 |
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| 独ソ戦というと、どちらかといえばドイツ側の視点から見た書籍が多いですが本書は近年使用できるようになってきた旧ソ連の公文書を調査し、ソ連側から見た独ソ戦を描き出しています。 赤軍誕生から独ソ開戦までのソ連の内情から独ソ戦終了までを従来とは違った視点で文庫一冊で読むことができる点は評価できると思います。またかなりの量の原註も訳出されているのは好感が持てます。 著者は独ソ戦、特にソ連についての研究の専門家ということですが、そのせいなのかドイツ軍についての記述には一般的な市販書籍を読んでいるだけで分かるような誤記が多々見られます。せっかくの訳注も誤っているものが見られます。 信用しすぎずに資料の一つとして読む分には良いでしょう。 |
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