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| | | ロウソクの科学 (角川文庫) |
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プラクティカルな「ロウソクの科学」の読み方 |
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| 本書はマイケル・ファラデーが1861年のクリスマス休暇にロンドンの王立研究所で行った講演記録(6回分)である。クリスマス講演は王侯貴族から一般市民の子どもまであらゆる階層の人々が聞きにきたそうだ。オリジナルのタイトルThe Chemical History of a Candleが示すように、ロウソクという身近なものを入り口として化学の歴史を紐解いている。今日的なテキストとして本書を見るならば、それは「チュートリアル」である。前提となる知識を持たない対象者に対し、最初から一歩一歩説明していくテクニックをこの本から学ぶことができる。もしあなたがテクニカルライターを目指すなら、この本は目を通すべきである。初学者向けの解説書を書く者も同様である。もちろん教員を目指す者も、導入部からそのようにステップを踏み、話を展開していくというテクニックを学ぶことができる。ビジネスシーンでもこのテクニックは役に立つ。それは前提知識を要求しないプレゼンテーション資料の作り方とそのパフォーマンスの方法だ。一見、化学方面を志す人たちの教科書のように思える本書であるが、実はコミュニケーションやプレゼンテーションのテキストとして非常にプラクティカルに活用できる万民向けの名著なのである。 |
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科学の心・甦る100年前の名講演 |
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| 1861年にロンドンで行われた、このファラデーの講演の記録を読むとき、私は当時の聴衆に対する羨望の念を禁じ得ません。今から100年以上も昔に、実験を交えたこの講演を聴いた少年少女たちは、どれほどの感銘を受けたことでしょうか。 聴衆に探究心を持たせ、考えさせつつ進められた講演は、単に知識を伝えるものにとどまらず、自然科学の本質に迫るものとなっています。 この本では、充実した訳注と図版によって、燃焼・元素・電気分解など化学の基礎を説いた講演を雰囲気豊かに再現しています。子供の頃、理科の実験にわくわく、どきどきした心を、大科学者の言葉で取り戻してみませんか。 |
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