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日本博物館成立史―博覧会から博物館へ 
博物館学への招待 (文庫クセジュ) 
物語 大英博物館―二五〇年の軌跡 (中公新書) 
ミュージアムの思想 
美術館・博物館の展示―理論から実践まで 

  
 
 博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館 (岩波新書)
博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館 (岩波新書)
 
¥ 819
発売日:2005-06
岩波書店
オススメ度:
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■  なぜ、上野に博物館がたくさんあるのでしょうか
 はじめて上京したとき、私にとっての東京の入口は上野でした。この丘は、博物館・美術館だらけなので、これが東京なのかと誤解してしまいそうなほどです。よく考えると不自然なほどの集積です。
 「博物館概論」の講義で先生が参考図書として紹介された本書を読んで、その由来だけでなく、今ではいかにも純粋な文化の殿堂になっている博物館の設立に、個人の強い意志や政治的な駆け引きの歴史があったことを知りました。けっこう生々しくて楽しめました。
 戊辰戦争で旧幕臣等の彰義隊と大村益次郎の新政府軍が戦った地だと思うと、木々に囲まれてたたずむこれらの建物群は墓標のようにも思えます。次に上野を訪れるときには、東京国立博物館の裏庭にあるという町田久成の顕彰碑等、歴史の痕跡を確かめようと思います。

■  近代日本の博物館の仕掛け人
明治維新後、外交官であった町田久成は比較的早い時期に渡欧し、大英博物館などの博物館に触れ、日本における大英博物館級の施設の建設を決意する。
博物館がどのような施設なのかなかなか政府や一般に理解されない中、徐々に博物館建設へ動くが、最終的には予算の壁や政府内部の権力抗争がらみで博物館は天皇家の個人資産を収蔵・展示する施設と変化する。
日本の博物館の父とも言える町田久成の博物館を中心とした伝記として読んでも面白い。

 
 
 
 
  
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