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| | | 物理学とは何だろうか 下 岩波新書 黄版 86 |
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この本に出合えて良かったです |
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| 物理学とは全く疎遠な生活をしている私にはさすがに途中からはついていけなくなりました。 朝永先生の急逝によって下巻の構想が半ばで終わってしまったことは非常に残念ですが、こういう形で、次の世代にバトンタッチしていくというのもありなんだろうなと思うと、占星術、錬金術といった怪しい世界から数学的な論理、実験の世界へと時代の移り変わり、ひいては人間の知の広がりを垣間見られた気がします。 とても勉強になりますし、一日も早くこの本に書かれている内容のすべてを理解できるようになりたいと思いました。 |
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勉学の間の暇つぶしに |
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| 日本が世界に誇る大物理学者朝永振一郎先生による啓蒙書です.物理学では基礎的な訓練を積むこともおろそかにしてはいけませんがそれに疲れたら休憩と思ってこのような本をよんでみるのもいいかもしれません.しかしくれぐれも基礎を理解することを馬鹿にしてはいけません.それをわきまえた上で読みましょう.暇なときに読むと面白い本だと思います. |
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完成前に、朝永先生が亡くなって非常に残念。 |
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| おそらく、この作品は物理学を力学から量子力学につなげた現代物理の歴史を交えて、広域的に作ろうとしたものだったのだと思う。下巻は上巻で述べた熱力学の話から、分子運動論への論争へ移り、ボルツマン、マクスウェルらを中心に熱統計物理ができるまでを解説しています。 おそらく、著者が亡くなっていなければ熱統計で終わらず量子力学の誕生をかみ砕いた形で解説してくれたことでしょう。恥ずかしながら僕自身、クラウジスが定義した熱力学におけるエントロピーとボルツマンが定義した分子運動論のエントロピーとの違いがわかりませんでしたし、その本質もわかっていませんでした。この本には何故、偉大な学者がある仮定の元に理論を作ろうとしたか、そしてどう失敗し、それを修正したかなどが詳しく載っています。 田崎晴明先生の熱力学の本と一緒に読みましたが、熱・統計物理の勉強に本当に役立ちました。ただの科学史としてではなく朝永先生の物理学者としての鋭い視点も随所に見られます。この作品が朝永先生が亡くなる前に、先生が満足する形で完成されていればもっと救われたかも、という気がします。素晴らしい本です。 |
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