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| | | 名画を見る眼 (岩波新書) |
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名画の所以 |
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| 本書では名画の見どころとその解釈を助ける知識とが平易にしかも的確に理解できるように書かれている。例えばルネサンスの大家でありながら故意に遠近法を避け、九人の登場人物を平面に羅列したボッティチェッリの春。それぞれの人物が持つ意味合いや、ゼフュロスに抱かれたクロリスがその隣のフローラと同一人物であることなどが説明されていく。彼が描きたかったのは現世的な臨場感ではなく、まさに絵画の世界だったのだ。また著者が指摘するように、この手法では油彩ではなく、彼が用いたテンペラがその効果を最高度に発揮している。一見ボッティチェッリはその時代の新しい芸術的動向から取り残された、時代遅れの画家に見えるかもしれないが、事実は絵画たるものの何かを熟知していた数少ない画家の一人だった。 |
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西洋絵画を知るための2冊目として最適な本。 |
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| ヨーロッパ絵画に興味を持ち通史を読んだ後に、はじめて個々の作品を掘り下げて解説した本を読む人にとって最適な一冊。
扱われている作品は書名のとおり名画が多いが、ダ・ヴィンチがモナリザではなく聖アンナと聖母子、レンブラントが夜警ではなくフローラが取り上げられているところなどは著者のセンスが感じられ好感がもてる。本書が出版されてから約40年が経つが内容にまったく古さを感じさせないところがすばらしい。本書で取り上げられた作品を見る人は本書での予習が必須だと思います。また、各作品のうちで興味のある絵から読んでいって鑑賞する作品のレパートリーを広げるも良いでしょう。とても読みやすい本で初心者に絶対お勧めの一冊です。
なお、本書と似た構成で翻訳が高階さんのケネス・クラーク著の「絵画の見かた」(ISBN-13:978-4560073667)という本もあるが、こちらは原文自体の文章が読みにくいのでお勧めできません。 |
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参考になります。 |
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| 教科書に出てくる画家たちが、どのような流れでそれぞれの絵画を描き出したのか。
画家たちが生きた時代背景と、先代から引き継がれた技術・技法・思想がどのように絡み合い、変化していったのかが解かり易く解説してある。
難点は、紹介されている作品がカラーでないこと。
初級者にはあり難い1冊です。 |
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