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| | | 世論 (下) (岩波文庫) |
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世論を広範囲に見渡す |
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| 情報伝達から人という群はなにを動かされるか。ステレオタイプを深く掘り下げたり、民主主義の発展を見る。そして、情報・世論・ステレオタイプがある条件下どう作用していくのか。今でも古く感じない本で、最終章はすばらしい語り口で締めくくられている。 |
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| ■  |
マスコミは世論を反映しているのではなく、世論を作っている |
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| リップマンは情報将校として第一次大戦の心理作戦に従事している。その当時普及し始めた新聞がどのように世論に影響を与えたかを考察している。リップマンの優れている点は、メディアが世論を伝えているのではなく、逆に世論を作っていることに気づいた点である。現代において、ラジオ、テレビ、インターネットとメディアの形態が変わってもリップマンの考察は有効であることを実感するであろう。リップマンはステレオタイプに注意するように促している。本書を読むと新聞やテレビやインターネットの情報そしてハリウッド映画などを鵜呑みにせず、その情報の偏りに気づくようになる。
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