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衣食住の考古学 (佐原真の仕事) 
環境考古学への招待―発掘からわかる食・トイレ・戦争 (岩波新書) 
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 戦争の考古学 (佐原真の仕事)
戦争の考古学 (佐原真の仕事)
 
¥ 2,940
発売日:2005-01
岩波書店
オススメ度:
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■  念願の紫雲出山遺跡の発掘報告書を読む
わたしが考古学はじめたきっかけは佐原真氏の次ぎの言葉である。「人類の歴史300万年を仮に3mとすると、日本の場合最後の3mmで武器や戦争を持った。殺しあうことが人間の本能ではない。戦争は人間がつい最近作り出したものだから必ず捨てることが出来る」。氏がこれを言いだしたのが1985年の『家畜・奴隷・王墓・戦争』かららしい。わたしは氏の大ファンであるから、氏の著作は比較的よく読んでいるほうなのだが、このシリーズは嬉しいことに既刊の著書に載っている論文は載せない方針らしい。よって初めて接する論文ばかりで大変嬉しかった。

念願の香川県紫雲出山遺跡の発掘報告書「石製武器の発達」も読むことが出来た。西日本における弥生時代の石矢じりの形と重さを丹念に調べ、狩猟のための矢じりから戦争のための矢じりに変わっていったことを証明して見せた記念碑的な報告書である。この論文がどこにも無かったので、わたしは高い瀬戸大橋を通って調べに行こうかと正直何度も計画したものである。

縄文時代にも確かに殺しあいはあった。しかし、本格的な戦争は無かった。氏の主張をわたしは支持する。


 
 
 
 
  
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