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動物の命は人間より軽いのか - 世界最先端の動物保護思想 
アニマルウェルフェア―動物の幸せについての科学と倫理 
豚は月夜に歌う―家畜の感情世界 
ペット虐待列島―動物たちの異議申し立て 
動物園にできること (文春文庫) 

 
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 動物の権利 (1冊でわかる)
動物の権利 (1冊でわかる)
 
¥ 1,470
発売日:2003-09-06
岩波書店
オススメ度:
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■  動物の権利(アニマル・ライト)とは
著者は、「感受性を有する動物」は「道徳的地位」を持っていると主張します。
そして「平等な配慮」に値するとも主張しています。
動物は道徳的地位、あるいは道徳的権利を持っているのでしょうか。
著者は動物の心の世界、利害を理解する枠組み、肉食の倫理、ペットや動物園で動物を飼うことの倫理について反論を交えながら論証していきます。
後半には、野生動物を捕獲すべきか、動物園で動物を飼育すべきかなど、動物園廃止ディベートの論拠、証拠資料として使える部分も多くあります。
動物の権利について知ることのできる良書です。

■  動物虐待問題の論理的基礎
 動物の権利とはすなわち虐待を受けない権利のことである。欧米での動物虐待反対運動はすさまじく、ペット、食肉、動物実験など様々な場面で過激な活動が行われている。毛皮反対のため裸でデモをしたり、動物実験監視のため研究所に侵入したりする話は有名だろう。本書も強硬な動物虐待防止論者の著作かと思って読み始めたのだが、そうではなかった。

 動物の権利の有効性を論理的に検証していく、公平で信頼できる内容であった。たとえば、動物の痛みはどのような要件によって判断されるかとか、動物に道徳的地位はあるのかとか、動物虐待を考える上で基礎となる部分をしっかりと押さえてくれている。活動家にとっても初学者にとっても必須の入門書であろう。

 ただ、現実に存在する個別の問題に対しては、本書では対応しきれない。膨大な参考書目から選び出すのが良いだろう。


■  適切な入門書
「動物虐待なんてひどい」というのは簡単ですが、なにが「動物虐待」なのか、なぜそれを「非難」することができるのかを論理的に説明するのは結構大変です。街の仔猫を虐待なら非難する人が多数ですが、それが動物実験となるとさてどうでしょうか?

この本では、いくつかの代表的な立場を整理し、それぞれの立場から、動物実験やケージで卵を生むだけの鶏をどう解釈するかがのべられ、この問題に簡単な正解が存在しないことが明らかにされています。

巻末にはかなり広範な参考文献リストがあります。そういう意味でこの本は動物倫理のガイドです。この1冊をよんで自分の立場を再確認したら、リストの中気になる文献に手をひろげていきましょう。


 
 
 
 
  
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