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 教育立国フィンランド流教師の育て方
教育立国フィンランド流教師の育て方
 
¥ 1,680
発売日:2008-08
岩波書店
オススメ度:
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■  優秀な教師が育つフィンランド流学校教育のルポ
 著者はPISAで世界一の学力を維持したフィンランドという国について、世界最大のシェアを誇る携帯電話会社のある国、ウィンドウズと拮抗するOSソフトを生んだIT先進国、サウナやキシリトール、ムーミンを生んだ国、人口が北海道と同じくらいの国、学校の夏休みの長さ、ソ連崩壊当時は失業率が20%に達した国、大学はすべて国立・・・といった冒頭のインフォメーションで親近感を高めてくれた。
 そして肝心の「教師の育て方」だが、特色の一つとして、日本とは比べものにならないくらい長時間の「教育実習」が紹介されている。
 本書は、タイトルだけにひかれて「教員養成プログラム」の参考にしようとすると、期待はずれに終わるだろう。
 実質的には、著者によるフィンランドの各種学校のルポである。
 タイトルとしては、「優秀な教師が育つフィンランド流学校教育」の方が適切だったかも?

■  学力世界一の秘密は、当たり前のことを続けることだった
学力世界一で一躍注目されたフィンランド。その秘密は何か。著者は何度も現地に足を運び、学校現場や教員養成の過程を取材した結果、当たり前の教育を愚直に実践していただけであることに気づく。著者自身、日本で教師をしているだけに、日本の教育の現状と対比しつつ見る視点は、地に足がついている。
日本の教育改革を考える上で必読の本だと思う。

 
 
 
 
  
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