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バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書) 
エビと日本人 (岩波新書) 
まんがで学ぶ開発教育 世界と地球の困った現実―飢餓・貧困・環境破壊 
エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化 (岩波新書) 
コンビニ弁当16万キロの旅―食べものが世界を変えている 

 
  
 
 カラー版 バナナとエビと私たち (岩波ブックレット)
カラー版 バナナとエビと私たち (岩波ブックレット)
 
¥ 840
発売日:2001-10
岩波書店
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  なんでこんなにバナナが安く売ってるの?
 エビもバナナも私たち日本人の食生活になくてはならない食べ物です。それがどのようにして私たちの食卓にのぼるのか、を漫画で楽しく学べます。お子さんだけでなく私たち大人も楽しめます。バナナなど私が子供の頃には「宝もの」で遠足の時に1本、が口に入る相場でした。それが今ではスーパーで見ていても哀れになるくらいの安さです。エビもブラックタイガーを始め気軽に楽しめるものが店先をにぎわしています。しかし、これらの食べ物もたくさんの人によって大切に育てられおろそかにすべきではない、ということをお子さんに漫画で教えられるという意味で意義があります。

 ただ岩波書店らしく(?)”搾取”の立場から「格安のエビとバナナ」を捉えておりその意味では単純な楽しい食べ物ストーリーではありません。人によってはうんざり、げんなりする方もいてそれを承知でお子さまにお薦め下さい。

 しかしこの漫画は値段が高すぎます。漫画とはいえ内容から(?)判断するに大人の購買者でも想定しているのでしょうか。この種の書こそたくさんの子供に読まれるように、使命感を持っていただき、たとえ儲けが少なくともバナナやエビではありませんが安価に提供して欲しいと思いました。


■  生き生きとした学習マンガ
普通は漫画の書評は書かないことにしているのだが、この本に関しては書いておいたほうがいいだろう。記念すべき岩波書店の漫画界参入の本だからである。心配していたのだが、学習資料をそのまま漫画で解説するような本ではなかった。著者がフィリピンとインドネシアに行った経験を基に、生きいきとした登場人物を創って、ちゃんと読んで楽しいようにつくっている。

ネグロス島のさとうきび畑を行く車の俯瞰図、これは漫画の独壇場である。ぱっと見て、風景だけでなく、その地域の生産現場、人々の暮らしの様子までも見て取れる。外国に来たドキドキ感もいっしょに描かれている。小学校高学年から中学生のレベルで読んでも分かる本、大人が読んでももちろんいろいろと発見のある本である。少し高価だけどカラーが56Pもあれば仕方ないか…。


 
 
 
 
  
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