| エビもバナナも私たち日本人の食生活になくてはならない食べ物です。それがどのようにして私たちの食卓にのぼるのか、を漫画で楽しく学べます。お子さんだけでなく私たち大人も楽しめます。バナナなど私が子供の頃には「宝もの」で遠足の時に1本、が口に入る相場でした。それが今ではスーパーで見ていても哀れになるくらいの安さです。エビもブラックタイガーを始め気軽に楽しめるものが店先をにぎわしています。しかし、これらの食べ物もたくさんの人によって大切に育てられおろそかにすべきではない、ということをお子さんに漫画で教えられるという意味で意義があります。 ただ岩波書店らしく(?)”搾取”の立場から「格安のエビとバナナ」を捉えておりその意味では単純な楽しい食べ物ストーリーではありません。人によってはうんざり、げんなりする方もいてそれを承知でお子さまにお薦め下さい。 しかしこの漫画は値段が高すぎます。漫画とはいえ内容から(?)判断するに大人の購買者でも想定しているのでしょうか。この種の書こそたくさんの子供に読まれるように、使命感を持っていただき、たとえ儲けが少なくともバナナやエビではありませんが安価に提供して欲しいと思いました。 |